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Instagramアカウントの売却相場とは?売買に影響するポイントも解説

この記事のポイント

Instagramアカウントの可能性は未知数だが、売却価格を決める要因は4つある!

執筆者:和家 智也

近年、活発に取引が行われているInstagram(インスタグラム)アカウントの売買。収益化に成功し、多くのフォロワーの獲得に成功しているアカウントであれば、高値で売買されるケースも珍しくありません。いずれInstagramアカウントの売却を検討している人にとって、市場の相場価格は最も気になる点ではないでしょうか。

そこで本記事では、Instagramアカウントの売却相場について解説していきます。売却価格が決められるポイントについても解説しますので、ぜひInstagramアカウントを運営するうえでの参考にしてみてください。

■Instagramアカウントの売却相場はどれくらい?

Instagramアカウントの売却価格は、ジャンルやフォロワー数、エンゲージメント率など様々な要因で決定されるため、明確な売却相場というものは存在しません。

ただし、フォロワー数でいうとフォロワー1万人あたり10~20万円の価格がおおよその売却相場となります。また、収益化に成功しているアカウントの場合は、フォロワー数によらず年間収益の相当額で売買されています。

例えば、次のようなInstagramアカウントの例で考えてみましょう。

【美容系アカウント】
・フォロワー数 1万人
・平均月間売上 1万5,000円
・平均月間利益 1万円
・1日あたりの作業時間 30分

上記のInstagramアカウントはすでに収益化に成功しているため、売買の際はフォロワー数よりも月間収益を重視されます。このケースでは平均月間利益が1万円であるため、年間収益相当額の12万円前後が売却相場です。

もちろんInstagramアカウントの売買では、買い手の需要や運営にかかる手間などその他の要因も加味されるため、一概にフォロワー数や収益額で売却価格が決定されるわけではありませんが、一定の目安として相場感を捉えておくとよいでしょう。

■Instagramアカウントの売却価格を決定する要因とは?

Instagramアカウントの売買では、売却価格に影響するいくつかのポイントがあります。あらかじめそのポイントを押さえてアカウント運営を行っていれば、より高値で売却することも難しくありません。ここからは、Instagramアカウントの売却価格を決定する要因について解説していきましょう。

(1)アカウントのジャンル

Instagramには数多くのジャンルがあり、その中には多くの人を引きつけやすい人気の高いジャンルと、少数のニーズで成り立つニッチなジャンルがあります。

例えば、美容系やダイエット系、トレーニング系のアカウントなどは、アフィリエイトや企業とのタイアップ案件などマネタイズの手段が豊富であることから、実際に高値で売買されるケースがいくつもあります。多くの人が関心を抱くテーマであるため、一定のフォロワー数を獲得しやすいのも高値で売却されるポイントです。

ただし、人気の高いジャンルだけが高値で売却できるわけではありません。たとえニーズが少ないニッチなジャンルであっても、フォロワー数を獲得して安定した運用を行っているアカウントであれば高い価格で売却することも十分可能です。特に、他のアカウントとの差別化に成功している独自性の高いアカウントは、より高い売却価格がつくことがあります。

(2)フォロワー数×エンゲージメント率

Instagramアカウントの売買では、フォロワー数とエンゲージメント率も重視されるポイントです。

ただし、単純に「フォロワー数が多ければ良い」というわけではありません。多くのフォロワーがついているアカウントでも、「いいね」やコメントがつかないエンゲージメント率の低いアカウントは買い手にとって魅力的とはいえないためです。

その反対に、フォロワー数が少なくてもエンゲージメント率の高いアカウントは固定ファンの獲得に成功している証であるため、アカウント売買においても高い評価がつけられます。

より高い価格でInstagramアカウントを売却するためには、ただフォロワー数の増加を目指すのではなく、投稿への反応をしてくれるファンを増やす努力が大切です。

(3)アカウントの独自性

投稿内容の独自性もInstagramアカウントの売買で重視されるポイントです。

最近では、他のユーザーの投稿をリポストするだけのアカウントも増加していますが、そうしたアカウントは投稿内容に独自性があるとはいえないため、売却相場としては低単価になってしまいます。

一方、そのジャンルに精通しており、オリジナル性の高い投稿が多いアカウントは固定ファンもつきやすいことから高値で売買されています。

(4)収益化の有無

Instagramアカウントの売却相場に最も大きな影響を与えるのが、収益化の有無です。

買い手にしてみれば、収益化に成功しているアカウントを購入できれば、引継ぎ後すぐに収益を得られることとなります。もし1からアカウントを立ち上げて収益化を目指す場合、フォロワーの獲得やコツコツと継続した投稿など大変な手間がかかります。

しかし、収益化に成功しているアカウントを購入できれば、そうしたステップを踏まずに収益を得られることとなるため、買い手にとってはこの上ない大きなメリットとなるのです。

したがって、毎月コンスタントに収益が出ているInstagramアカウントは買い手からの人気も高く、収益額に比例して売却価格も高騰しています。

■Instagramアカウントの可能性は未知数

ここまで、Instagramアカウントの売却価格を決定する要因について解説してきました。Instagramアカウントの売却価格は様々な要因が考慮されるため、一概に「このジャンルなら高く売れる」「フォロワー数が多いアカウントはすぐに買い手がつく」とは言い切れません。どれくらいの価格で売却できるかは、まさにケースバイケースだといってもよいでしょう。

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■Instagramアカウントをより高く売却する2つのポイント

Instagramアカウントを高値で売却するためには、前項で紹介したポイントを押さえて運営を行うことが大切です。その後、実際にアカウントを売却するステップに進んだら、次の2つのポイントを意識しましょう。

・アカウントのアピールポイントを伝える
・アカウントの将来性を伝える

それぞれ詳しく解説していきます。

(1)アカウントのアピールポイントを伝える

Instagramアカウントの売買は現在多くの取引が行われており、売りに出されているアカウントも多くあります。そのため、自分のアカウントの特徴や魅力を上手にアピールできなければ、買い手の注目を引くことができません。

他のアカウントにはない独自性やエンゲージメント率、月間収益など自分のアカウントの魅力をしっかりと買い手へ伝わるようにアピールしましょう。

(2)アカウントの将来性を伝える

Instagramアカウントの売買では、買い手へアカウントの将来性を伝えることも大切です。

買い手は、アカウントの将来性に期待して売買を取り決めるため、「このアカウントを購入したら、こんな展望が描けそうだ」と想像しやすいアカウントは、買い手から高い評価を受けられます。

たとえまだ収益化に成功していないアカウントであったとしても、「将来的にはこういった形で収益化ができる」といった長期でのプランが立てられていると、買い手が納得して高値で売買が成立することもあります。

「現在これくらいの収益がある」「これだけのエンゲージメント率がある」と現状をアピールすることももちろん大切ですが、買い手が運営を引き継いだあとのイメージをしやすいように将来性をアピールすることも心がけましょう。

まとめ

本記事では、Instagramアカウントの売却相場と売却価格を決定するポイントについて解説してきました。

近年活発に取引されているInstagramアカウントの売買は、高値で売却されることも珍しくありません。高値での売却に成功したアカウントは、「エンゲージメント率が高い」「すでに収益化に成功している」などいくつかの共通点があります。

将来的にInstagramアカウントの売却を検討している場合は、ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に運営に取り組んでみてください。

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執筆著者 和家智也(わけともや)

執筆者: M&Aアドバイザー 和家 智也(わけ ともや)
株式会社ゼスタス 代表取締役/早稲田M&Aパートナーズ株式会社 代表取締役
一般社団法人日本サイトM&A協会 代表理事

筑波大学第三学群基礎工学類卒業。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻修士課程修了(MBA)。2006年、サイトM&A専門仲介事業『サイトレード』を立ち上げる。2017年、第11回M&Aフォーラム賞 選考委員会特別賞を受賞。著書『M&Aエグジットで連続起業家(シリアルアントレプレナー)になる