サイト売買コラム

【売り手目線】サイト売買での価格交渉のポイントを解説

【この記事のポイント】
価格交渉に応じることも前に進むための一つの選択肢!
執筆者: 和家 智也

サイト売買では、ときに買い手側から価格交渉を受けることがあります。なるべくスムーズにサイト売買を進めるためには、前向きに価格交渉を承諾することもひとつの手段です。
とはいえ、自分の意向とかけ離れた条件で契約することは避けたいものです。サイト売買の価格交渉を上手く行うためには、売り手側にも抑えるべきポイントがあります。そこで今回の記事では、サイト売買での価格交渉のポイントを売り手目線から解説していきます。

買い手目線の価格交渉記事はこちら

■ 【売り手目線】サイト売買で価格交渉は行われる?

サイト売買で価格交渉
サイト売買では、買い手側から価格交渉を受けることがあります。サイト売買に限らずあらゆる売買取引では、売り手側は「なるべく高く売りたい」、買い手側は「なるべく安く買いたい」と考えているものです。サイト売買は相対取引で行われ、定価がある商品とは異なります。そのため、価格交渉が行われることはごく一般的であり、サイト売買でも珍しいことではありません。

売り手側としては、「なるべく値下げせずにサイトを売却したい」と考えてしまいますが、買い手側も買収予算や評価基準が決められています。サイト売買を行う上で、「価格交渉はよくあること」として捉えておく方がスムーズに取引を進められるでしょう。

■ 【売り手目線】サイト売買での価格交渉のポイント

サイト売買での価格交渉のポイント
サイト売買では、まず売り手側からの希望売却価格の提示を行います。これはあくまで希望価格であるため、必ずこの金額でサイトを売却できるというわけではありません。したがって、買い手側から値下げの価格交渉を受けた場合、売り手側としてはその交渉・条件に応じるかどうかを検討しなくてはなりません。

ただし、より自分の希望に近い形でサイトを売却するためには、いくつか抑えておくべきポイントがあります。ここからは、価格交渉を受けにくくするポイント、受けた際のポイントについて確認していきましょう。

①売り出しの最初から適正価格を提示する

サイト売買では、売り出す当初から適正価格を提示することが大切です。

サイト売買の希望売却価格は、売り出しの後でも変更ができます。しかし、後から価格を引き上げることはおすすめできません。たとえば、3,000円で売られていたTシャツが、その後5,000円に値上げされていたらどうでしょうか。「価値が上がったのかな」と考える人もいるかもしれませんが、多くの人は「欲を出したのかな」と勘ぐってしまうでしょう。サイト売買も同じで、後から希望売却価格を引き上げることは、買い手側の購買意欲を下げる要因となってしまいます。

そのため、サイト売買では売り出しの最初から適正価格を提示するようにしましょう。相場に即した価格を最初から提示しておくことで、大幅な価格交渉も受けにくくなります。相場価格に関しては、サイト規模やジャンルに応じて「どれくらいの価格帯で売買されているか」という点を、サイト売買仲介業者のM&A専門アドバイザーとよく相談して見定めることが大切です。

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②売却サイトのメリットや付加価値を買い手側へアピールする

サイト売買の価格交渉では、売却サイトのメリットや付加価値をしっかりと買い手側へアピールしましょう。

サイト売買で価格交渉を受けた際は、ただ買い手側の提示した条件を飲み込むのではなく、「このサイトを購入することによって、こんなメリットがある」という価値を論理立てて説明できることが大切なポイントです。

たとえば、1万円で売られていた自転車に対して、「5,000円に値下げしてほしい」という買い手が現れたとします。そこで売り手側が、「この自転車はスマホアプリと連動していて、毎日の運動量を記録してくれるから8,000円以下には値下げできない」とアピールするとしましょう。もしも買い手側がそのメリットに納得してくれたら、8,000円の価格で売買成立となります。当初の1万円では売却できなかったものの、5,000円という安値で売却することは避けられたというわけです。

このように、サイト売買においても、しっかりと自分のサイトの良さ・特徴を理解しておくことで、無理な価格交渉を回避することが可能となります。

③サイト売買のM&A専門アドバイザーへ相談する

サイト売買の価格交渉に応じるかは、担当のM&Aアドバイザーに必ず相談しましょう。
サイト売買のマッチングサイトや仲介業者では、売り手・買い手の交渉をM&A専門アドバイザーが調整してくれます。※直接交渉するマッチングサイトには在籍していない場合がありますのでご注意ください。

価格交渉を提示する買い手側は、「予算的に値下げしてもらえれば買う」と思っていることもあれば、「可能であれば値下げしてほしいが絶対条件ではない」という場合もあります。買い手側ともやり取りをしている仲介会社のアドバイザーは、そういった買い手側の予算感・温度感を理解しているため、「価格交渉にどれくらい応じるべきか」という点は、必ずアドバイザーに相談しましょう。

④売却スピードを重視することもひとつの選択

サイト売買では、売買の条件よりもスピード感を重視することもひとつの選択肢です。たとえば「早く運営サイトを手放して、他の事業に集中したい」と考えている場合は、「より高く売却すること」よりも、「より早く売却すること」の方が売り手にとってメリットが大きいといえます。

もちろん早くサイトを売却するために無理な価格交渉にまで応じる必要はありませんが、「希望する価格で購入してくれる買い手が見つかるまでサイトを売却しない」というのはあまり賢い選択とはいえません。というのは、サイトを運営すればするほど、手間暇がかかりますし、運営コストもかかります。Googleの検索エンジンのアップデートがあって大きく順位が下がってしまうリスクもあります。

サイト売買において自分が重視するポイントを明確にして、それに応じて柔軟に価格交渉に応じるようにしましょう。

■ サイトレードは価格交渉も専門アドバイザーが対応

価格交渉も専門アドバイザーが対応
サイト売買では仲介業者を利用することによって、価格交渉もM&A専門アドバイザーが対応してくれるメリットがあります。
サイト売買は個人間でも取引が可能ですが、時間や労力がかかることや、なかなかスムーズに交渉が進まないということもあるようです。その点、仲介業者ではそうした面倒な価格交渉のステップもM&A専門アドバイザーに任せられます。

「自分のサイトの強みやメリットはどういった点か」を改めてリストアップしてみると、自分では気づけなかった訴求ポイントを発見できることもあるでしょう。サイトのメリットや強みは、買い手側にアピールする大切なポイントです。M&Aアドバイザーに相談することで、そうしたアピールポイントを洗い出せることも大きなメリットといえます。

サイトレードは、これまで2,000件以上のご相談、数百件におよぶ成約実績があります。もし「サイトを売却したいけど、価格交渉にどれくらい応じたら良いか分からない」「自分のサイトの相場価格が分からない」というお悩みがある際は、ぜひお気軽にサイトレードへお問い合わせください。

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まとめ

売り手・買い手双方の意向で取引を成立させるサイト売買では、買い手側から価格交渉を受けることは珍しくありません。サイト売買の取引をスムーズに進めるために、ある程度の価格交渉に応じることも前に進むための一つの選択肢となります。
「絶対にこの価格じゃないと売却しない」と固執するのではなく、買い手側の予算等と条件をすり合わせながら、柔軟に価格交渉に応じましょう。

サイトレードでは、そうした面倒な価格交渉をM&A専門アドバイザーが対応しています。「なるべく手間をかけずにサイトの売却を行いたい」「サイト売買が初めてで価格交渉に自信がない」という方は、ぜひ当サイトへご相談ください。

執筆著者 和家智也(わけともや)

執筆者: M&Aアドバイザー 和家 智也(わけ ともや)
株式会社ゼスタス 代表取締役/早稲田M&Aパートナーズ株式会社 代表取締役
一般社団法人日本サイトM&A協会 代表理事

筑波大学第三学群基礎工学類卒業。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻修士課程修了(MBA)。2006年、サイトM&A専門仲介事業『サイトレード』を立ち上げる。2017年、第11回M&Aフォーラム賞 選考委員会特別賞を受賞。著書『M&Aエグジットで連続起業家(シリアルアントレプレナー)になる