サイト売買コラム

【売り手編】サイト売買初心者必見!サイト売買のメリットや注意点とは

【この記事のポイント】
サイト売却で得られるのはお金だけではない。本当にやりたいことができるようになる!
執筆者: 和家 智也

初めてサイト売買を検討している方の中には、本当に自分のサイトが売れるのか、買ってくれる人が出てくるのか、具体的な流れも手続きもわからず不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、サイト売買の売り手側から見た流れやメリット、注意点について解説していきます。

【買い手編】サイト売買記事はコチラ

■ サイトを売るまでの流れ

サイトを売るまでの流れ
まずは、サイト売買の実際の流れについて確認しましょう。

サイト売買では最終的に個人間・企業間で契約を結ぶことになりますが、多くはサイト売買の仲介業者の支援を得て売買取引を行います。仲介業者には専門のM&Aアドバイザーが在籍しています。不安な点を何でも相談できたり、売却にあたってのアドバイスをもらえたりと、売り手が安心して利用できるメリットがあります。

ここではサイト売買専門業者のサイトレードを例に解説していきます。

①サイト売買の相談する

サイトレードの「サイト売却のお問い合わせ」より、サイト売買に関してご相談ください。サイトのURL、月間売上・利益、運営人数、売却理由などを入力いただきます。事前にサイトの情報を取りまとめておくとご依頼の手続きがよりスムーズに進められます。

②要望のヒアリング

入力いただいた情報を元に、サイトレードのサイト売買アドバイザーからサイト運営経緯や収益モデル、アクセス数の推移、取引先の引き継ぎ可否、商品在庫、その他譲渡の対象となるもの、またサイトの売却理由と希望金額などを改めてヒアリングさせていただきます。

③秘密保持契約の締結

サイト売買の過程で得た情報については守秘義務・秘密保持をするため、お客様(売り手)と当社との間で「秘密保持契約(NDA)」を締結します。

④簡易価格査定

お客様(売り手)から頂いた情報を元に、過去のサイト売買の実績と照らし合わせて、サイトの簡易価格査定を行います。この段階でお客様(売り手)のサイトがおよそいくらで売却できるかをご確認ください。

⑤仲介委託契約の締結

サイト売買の仲介をサイトレードへご依頼いただくにあたり、「仲介委託契約書」を締結します。これはサイト売買の買い手のご紹介方法やサイト売買のスキームのアドバイス、売買交渉の注意点、仲介手数料、その他の取り決め事項をまとめた契約です。専任委託かそうでないかによって手数料が変わってきますのでご相談ください。

⑥買い手との面談

サイト売買の買い手側の購入検討が進んだら、売り手・買い手・サイトレードの3者で面談の場を設けます。サイト売買に関して売り手・買い手双方が確認したい点をこの場できちんと話し合えるよう仲介役としてサポートいたします。もちろん買い手との条件が一致しなければ、買い手からの購入の申し出を断ることもできます。後々にトラブルが発生しないよう、不明点や疑問点はしっかりと面談の場で解消しておきましょう。

⑦事業譲渡契約書の締結

買い手によるデューデリジェンスが完了し、売り手・買い手の合意が確認できたら、サイト売買取引をまとめた譲渡契約書を締結します。

⑧サイト売買の成立と引継ぎ

無事にサイトの譲渡契約書を締結した後、両者で取り決めたスケジュールに沿って、サイト運営や所有権の引継ぎが行われていきます。

ここまでがサイトを売るまでの一連の流れになります。初めてサイト売買を行う初心者の方は、仲介業者を通じてサイト売買を行う方が安心して手続きを進められるでしょう。

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■ 売り手側のサイト売買メリット

売り手側のサイト売買メリット
サイト売買は売り手側にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。サイトの売却を初めて検討している初心者の方は、あらかじめメリットについても確認しておきましょう。

①まとまった資金が入る

サイト売買の契約が成立すると、売り手側にはまとまった資金が入ります。どれくらいの金額で売買契約が成立するかはケースバイケースです。いま運営しているウェブサイトという資産を現金化することでまとまった資金を得られます。実際、新規事業を始める際の資金にする売り手が多くいらっしゃいます。

②別事業に専念できる

売り手は、サイト売買のまとまった資金で新規事業を始めることができます。また、売却したサイトから別事業に人員を含めたリソースを再配置することができます。既に複数の事業を並行して運営していた場合も、サイト売買によって集中したい事業だけに専念できるようになるでしょう。

③余裕時間の確保

サイト売買によって、売り手は自由な時間が生まれるメリットがあります。サイト運営が煩雑すぎて多忙なため、気づかないうちに自分のパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。価値のあるサイトを作るために多くの工程を割く必要がありますが、サイト売買でサイトを売却するとリソースに余裕ができ、本当に大切な仕事に集中できるようになります。

④現金化の可能性

サイト売買で買い手が見つかるサイトは、必ずしもアクセス数や収益が伸びているサイトだけではありません。現時点でアクセス数や収益が確保できていなくても、販売商品やコンテンツ、仕入れルート、顧客に魅力があるサイトであれば、見えない価値が評価されて買い手が出てくることも十分あります。

⑤サイトの後継者を見つけられる

長く運営をしてきたサイトであれば、これまでの愛着もあるはずです。何らかの理由でサイトの運営が難しくなった場合でも、サイトの閉鎖は避けたいという思いがあるでしょう。サイト売買では、自分のサイトの運営を引き継いでくれる後継者を見つけられるため、今後も自分が立ち上げたサイトを残していくことが可能です。

■ サイト売買時の注意点

サイト売買時の注意点
納得のいくサイト売買を進めるためには、あらかじめ知っておくべき注意点があります。サイト売買を初めて行う初心者の方は是非参考にしてください。

①運営サイトの査定を行う

初心者の方は自分の運営サイトを売却しようと思っても、一体どれくらいの金額で売れるのか見当がつかない方も多いでしょう。サイト売買を検討する際は、まず自分の運営サイトを査定してもらいましょう。
サイトレードでは公式HPから必要事項を入力して頂くだけで、お客様のサイトの簡易価格査定を行っています。また、およそのサイト売買の目安を知るためにも、複数のサイト売買仲介事業者で査定をしてもらうこともおすすめです。

②サイト売買の相場感を知る

サイト売買の契約金額は数十万円から数千万円と、非常に幅広い金額帯で取引されています。ちなみに、サイトレードではサイトの収益性だけでなく、運営年数、コンテンツの充実度やアクセス数、取扱商品、検索順位、サイトデザインなどの要因も加味しながら総合的にサイトを評価しています。

③信頼性のある会社に売買を依頼する

サイト売買の需要増加に伴って、現在多くのサイト売買仲介業者が存在しています。サイト売買を行う際は、査定価格や対応を信頼できる仲介業者に依頼しましょう。
これまで子供のように大切に育ててきたサイトを売却することになるため、自分が納得して依頼できる仲介会社を選ぶことが大切です。

まとめ

今回の記事では売り手側から見たサイト売買の流れやメリット、注意点を紹介してきました。
初めてサイト売買を検討している売り手の方は、「本当に自分のサイトが売れるのだろうか」と不安を感じていることも多いでしょう。まずは自分のサイトの価値を知るためにも、サイトの査定価格を知ることから始めてみるのがおすすめです。

執筆著者 和家智也(わけともや)

執筆者: M&Aアドバイザー 和家 智也(わけ ともや)
株式会社ゼスタス 代表取締役/早稲田M&Aパートナーズ株式会社 代表取締役
一般社団法人日本サイトM&A協会 代表理事

筑波大学第三学群基礎工学類卒業。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻修士課程修了(MBA)。2006年、サイトM&A専門仲介事業『サイトレード』を立ち上げる。2017年、第11回M&Aフォーラム賞 選考委員会特別賞を受賞。著書『M&Aエグジットで連続起業家(シリアルアントレプレナー)になる