サイト売買コラム

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サイト売却が遅い人の特徴7選。早く売却するためには?

この記事のポイント

サイト売却に時間がかかるならプロの仲介アドバイザーと相談を!

執筆者:和家 智也

「サイトを売りに出したのに、なかなか買い手が見つからない」、サイト売却に時間がかかる人には、いくつかの共通した特徴があります。この記事では、サイト売却が遅い人の特徴や対策方法を紹介していきます。

サイト売却に時間がかかる売り手の特徴7選

サイトを売りに出したら、なるべく早く買い手を見つけたいもの。なかなか買い手が見つからないのには、何か原因があるのかもしれません。ここからは、サイト売却が遅い人の特徴を7つ紹介していきます。

(1)売却サイトの情報が少ない

サイト売買で開示する情報は、買い手に「どのようなサイトか」ということを伝える大切なアピールポイントです。情報が少ないとサイトの魅力が上手く伝わらず、買い手に好印象を持ってもらう機会も少なくなってしまいます。

サイトを売りに出すときはなるべく多くの情報を伝えて、「まずは自分のサイトを知ってもらう」ということを重視しましょう。

(2)運用マニュアルが用意できていない

サイト売買の買い手が抱く不安のひとつに、「サイトの運用を引き継げるか」ということが挙げられます。どれだけ魅力的なサイトでも、運営を再現できなければ意味がないためです。

そのため、買い手の中には「運用マニュアルの有無」を重視する人も多くいます。買い手に「引き継ぎが大変そうだ」という印象を与えないためにも、あらかじめマニュアルを用意しておくことが大切です。

(3)売却中にサイトの更新を止めている

サイト売買の買い手は、コンテンツの鮮度も重視しています。売りに出した後にサイトの更新をストップしてしまうと、「あまり手入れされていないサイトだな」という印象を持たれかねません。

より鮮度を保ちながら買い手にアピールするためには、売買が成立するまできちんとサイトをメンテナンスするようにしましょう。

(4)外注ライターを引き継げない

コンテンツの制作を外注している場合、外注ライターの引継ぎ可否も重要なポイントです。外注先を引き継げないとなると、「クオリティの維持が難しそうだ」というネガティブな印象を与える原因にもなります。

特に専門的な分野を扱うサイトの場合は、外注ライターの引継ぎも含めて譲渡できるよう手配しておくことが大切です。

(5)買い手の質問に対する回答が遅い

見落としがちなポイントですが、買い手からの質問に対するレスポンスの速さも重要な点です。

買い手にとってみると、いつも質問の回答に時間がかかる売り手だと、「サイトを購入した後に上手く引き継げるだろうか」と不安を抱く要因となります。よりスムーズにサイト売買を進めるためにも、買い手からの質問や連絡にはなるべく早く答えることを心がけましょう。

(6)希望条件を譲らない

サイトを売却するにあたって、「これだけは譲れない」と考えている点があるかもしれません。これまで大切に運営してきたサイトであればなおさらです。

しかし、サイト売買では買い手の要望に柔軟に対応することも大切です。「絶対にこの条件じゃなければ売らない」と頑なに考えるのではなく、ニーズに応じて譲歩することも検討しましょう。

(7)マイナスな内容を後出しで伝えてしまう

先ほど、買い手にはより多くの情報を開示するべきだと伝えましたが、中には伝えづらい情報もあるかもしれません。「これを言うとマイナス要素になるかも」と感じるポイントは、なかなか言い出しにくいこともあるでしょう。

しかし、マイナス要素になる情報ほど正直に伝えることが大切です。売買の話が進んでから後出しのように伝えられると、買い手にとっては「このまま隠すつもりだったのでは?」という不信感を感じかねません。

早く伝えることで、むしろ「誠実に対応してくれる人だ」という印象を持たれることもあるため、どんな情報もきちんとオープンに話すようにしましょう。

サイト売却が早い売り手の特徴もチェック!

では、サイト売却が早く進む人にはどのような特徴があるのでしょうか。詳細を下記にまとめています。

【サイト売却が早く進む人の特徴】
・サイト売却後も一定期間のサポートを付けている
・今後のサイト展望が共有できている
・サイト情報や売上データを詳細に伝えられている
・運用マニュアルが用意されている
・外注先をそのまま引き継げる
・質問への回答が速い
・柔軟に対応できる気持ちを持っている
・売却が確定するまで継続的にサイトを更新している

サイト売却が早い人は、買い手の立場に立って交渉を進められる人です。

「サイト売却後もサポートがある」、「運用マニュアルが用意されている」という点は、買い手にとって安心感があるポイント。「早く売りたい」という気持ちだけでなく、「どうしたら買い手に魅力的に感じてもらえるか」ということを考慮することが大切です。

サイト売却がなかなか進まない方へ

サイト売却がなかなか進まずに悩んでいる方は、ぜひサイトレードのご利用をご検討ください。ここからは、サイトレードの魅力をお伝えします。

(1)専任のアドバイザーがサイト売却をサポート

サイトレードでは、専門アドバイザーによる専任担当制を実施しています。

これまで豊富な経験と実績のあるアドバイザーがサイト売買をサポートしますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。専門アドバイザーと顔を合わせて取引が進められる点は、他社にはないサイトレードならではの強みです。

(2)良質な案件を多数取り扱い

サイトレードは2006年からサイト売買仲介事業を始めており、ハイクラスで良質な案件を多く取り扱っています。購入意欲の高い買い手ユーザーも多くいらっしゃいますので、スピーディーなマッチングが可能です。「早くサイトを売却したい」と考えている方は、ぜひサイトレードへお気軽にご相談ください。

(3)売却実績も公開中

サイトレードでは、これまでサイトレードが主体になって成約へと至った案件の一部をご紹介しています。サイトのジャンルや価格帯を公開しておりますので、ぜひサイト売買の相場感を掴むためにお役立てください。

サイトレードのサイト売買成約実績はこちらから

(4)無料サイト査定サービス

サイト売買をスムーズに進めるためには、相場感に合った価格で売りに出すことも大切です。とはいえ、自社サイトの市場価値を正しく把握するのはそう簡単なことではありません。

サイトレードでは、これまでの経験・実績をもとに、無料でサイト査定ができるオンラインシステムを提供しています。月間売上高や月間PV数などをフォームに入力していただくだけで即時に査定が完了しますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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まとめ

サイト売却が遅い人には、「売却サイトの情報が少ない」「運用マニュアルが用意できていない」など、いくつかの共通した特徴があります。なるべく早く売却を行うためには、買い手の立場に立って取引を進めることが大切です。

サイトレードでは、スピーディーに取引を成立するため専門アドバイザーによるサポートを行っています。ぜひ豊富な実績を持つ専門アドバイザー集団のサイトレードへお気軽にご相談ください。

執筆著者 和家智也(わけともや)

執筆者: M&Aアドバイザー 和家 智也(わけ ともや)
株式会社ゼスタス 代表取締役/早稲田M&Aパートナーズ株式会社 代表取締役
一般社団法人日本サイトM&A協会 代表理事

筑波大学第三学群基礎工学類卒業。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻修士課程修了(MBA)。2006年、サイトM&A専門仲介事業『サイトレード』を立ち上げる。2017年、第11回M&Aフォーラム賞 選考委員会特別賞を受賞。著書『M&Aエグジットで連続起業家(シリアルアントレプレナー)になる