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ビジネスチャンス9月号特集にサイト売買の記事が掲載されました。

2008年7月24日

ビジネスチャンス9月号特集にサイト売買の記事が掲載されました。

月刊ビジネスチャンス9月号特集『小規模M&Aで成長路線に舵を切れ!』にサイト売買最前線の記事が掲載されました。

(以下、掲載文章)

サイト売買最前線 売り抜け急ぐネットベンチャーとIT化急ぐアナログ企業をマッチング

事業部売買が増加していることを肌で感じるとゼスタスの和家智也社長は語った。

インターネットサイトの売買を中心に企業の事業部売買仲介を手掛ける同社のサイトには1日2件程度、サイトを「売りたい」、「買いたい」という双方からの案件が持ち込まれている。買収希望側にはかつて取引をした面識もない上場企業からのアプローチがあるという。

「去年まではネット企業同士の売買が中心。それが今年に入り、買収側が介護施設運営会社や飲食店など”アナログ”な企業中心に明らかに変わったと感じます。」

事業部売買増加の背景には苦しい企業の台所事情がある。

売却側はサイトを売ることで短期的に売上、利益の増加を図る。成長性を示すことでベンチャーキャピタルからの出資や銀行融資を取り付けようと必死なのだ。

「いくつかあるサイトの一つを仮に2000万円で売れれば一年間は会社経営を続けられる。決算数字が改善することで銀行からの融資も受けられ次の事業に挑戦できるようになるなど好循環が生まれることが多い」

買収側も切迫した経済事業から事業部を買収するケースが多い。

「コストを増やさず利益を出す方法としてサイト買収を選ぶ会社は多い。年商2億円程度の会社で社員を増やしてしまったのだが、利益がほとんど出ていない。銀行に成長性を前提に融資を受けている手前、なにか次の手がないかと模索する。しかし、新規事業開発ではリスクが高い。サイト買収であれば既に売上も出ているし、社内の余剰人員を事業にあてることで人を増やさず、売上を短期で上げることができると考えるのです」

月刊ビジネスチャンス